訪問マッサージ（健康保険適用）

マッサージにより皮膚の知覚神経に機械的刺激を与えると、反射的に血管が拡張します。 すると、全身の血液循環が促進され、鬱血などの血行障害が改善されます。 その結果、皮膚は紅潮し、一過性に皮膚温が上昇することがあります。

脳梗塞後遺症の運動麻痺や知覚鈍麻など病的に機能の減退している神経・筋に対して施術を行うと機能を高め減退している機能を回復させる作用があります。 また、神経痛・筋痙攣・筋緊張など病的に機能が亢進している神経や筋に対しては施術を行うことにより機能亢進を抑える作用があります。

関節には筋肉がまたいで付いており、その筋肉が縮むことにより関節に動きがでます。 ですので、筋肉の動きが悪ければ関節の動きも悪くなります。 施術により筋の収縮力・弾力性増加が期待できることから 筋肉がしっかりと動き、縮むことにより関節本来の動きが生まれ、関節可動域が広くなります。

内臓器官は自律神経の働きによって行われているため、意識的に調整することはできません。 加齢などにより胃の蠕動運動が低下し、 消化に時間がかかるため胃もたれや胸やけを起こしやすくなります。 また、大腸の蠕動運動が低下すると便秘になりやすくなります。 背部・腰部の施術により胃液分泌亢進、消化機能亢進、食欲増進。 腹部の施術により腸の吸収力増加、蠕動運動亢進が起こり便通が起こりやすくなります。

はり・きゅうはさまざまな疾患に適応している治療法です。 WHO（世界保健機構）でもその効果は認められており、日本では7つの疾患が健康保険適応とされています。